甲演劇祭㏌サマー!2018出演者&演目紹介

↓7月28日(土)出演↓

【劇団十三番創庫】

 

いつでも来る明日の前の日 

 

 

作:佐藤美夏

演出:中尾宏行

出演者:平岡柊子、斎藤愛佐未、樽谷雅大

 

「僕は死神です。あなたは後一年で死にます。」

舞台はなんでも屋、そして所長を務める八坂のもとに死神を名乗る白鳥が余命の宣告と共に訪れる。

「後半年かー、半年あったら何ができるんだろ。」

色々あって半年たった。死ぬ実感も湧かず八坂は、よくある浮気調査を引き受ける。しかし今回については少しばかり面倒で……。

これは何故か半年後死ぬらしい人間と何故か助手として雇われた自称死神との奇妙な日常の1ページである。

 

【ナオ マウイとマハロ】

 

ナオとマハロの一人芝居

 

 

作・演出・出演者:Nao Maui

 

人間ナオの分身のような、赤い鳥のマハロ。マハロはナオが普段言えないことを、堂々と言ってくれる、分身的存在。ナオもマハロも美味しいものを食べたり、新しいファッションを着るのが大好き。でも、ある日、虚しくなって、ふと、「何のために生きているのか?」と考え始める。どんどん月日が経って行く日々の中で、焦りを感じながら、誰もが心のどこかで感じている生きることへの不安・希望を素直な視点で語る、人形との一人芝居のシーンが見どころ。ピアノと歌、ダンスと、即興的パフォーマンスを交えてお送りします。

 

【まゆぽんとにしきちゃん】

昼の部

女生徒

~ante meridian ~

夜の部

女生徒

~post meridian ~

原作 太宰治「女生徒」

 作 穴水真悠 西木愛

 演出 穴水真悠 西木愛

 出演 穴水真悠 西木愛

 

「女生徒~ante meridian ~」

彼女は起きた。おはよう。「朝の私は一番醜い」醜い彼女は支度をして学校へ行く。一冊の日記を携え今日も行く。「ほんとうに私は、どれが本当の自分だかわからない」二人は彼女。みんなも彼女。さぁ、仲良く喧嘩しよう。

「女生徒~post  meridian ~」

彼女が帰ってくる。おかえり。「美しく生きたいと思います」美しくなれない彼女は母と暮らす。一冊の日記を携え今日を暮らす。「私はだんだんいけない娘になってしまった。」二人は彼女。みんなも彼女。さぁ、仲良く心中しよう。

↓7月29日(日)出演↓

【小林さと子】(劇団民)

 

チャイナ

シンドローム

作・演出:遠山衛

出演:小林さと子

 

その人の心の核燃料のメルトダウンによって心の核燃料が溶け落ち、その高熱により道化や対人関係の心の壁が溶けて貫通し、その人の放射性物質のようなエネルギーが外に溢れ出すこと。溶融貫通またはメルトスルーと呼ばれる。小林さと子の心の原子炉がメルトスルーを起こしたら高温の心の核燃料が溶けて地中にのめりこみ地球の裏側にある中国にまで突き抜けて達する事態になるのではないかということから、チャイナシンドロームと言う。

 

【キムジーとGOKUと小野秀】

 

昼の部

羅生門

夜の部

詩劇「夏、つづく、つくづく」

昼の部:芥川龍之介

夜の部:GOKU       

演出:さんにんで

出演:キムジー、GOKU、小野秀

 

今回は朗読と舞踏と音で、文学と、詩を演劇にしようと企んでおります。通常、文字として視覚的に捉えられらることを想定した文藝作品を、この三人で、いかに演劇化するのか。そもそも昼夜、別の作品で挑むということが成功するのか?

昼は芥川龍之介の「羅生門」を、夜は、出演者の1人、GOKUの詩を舞台にて表現します。成功も失敗も含めて、目撃者になっていただけたら幸いです。

【Amista】

演読1

おむすびころりん

演読2

とうろうながし

楽器演奏

 

演読1の作:作者不詳

演読2の作:まつたにみよこ

出演者:ひゆか&花音

   

演読の「おむすびころりん」は、皆様よくご存知の日本昔話です。ちょっと変わったアレンジでおおくり致します。お楽しみに「とうろうながし」は、広島の原爆のお話が書かれた本ですが、広島・長崎、二つの町の心をこめて生まれた絵本です。その゛想い゛を、どこまで伝える事が出来るかが、私たちの挑戦です。楽器演奏では、サンスーラ、ティンシャ、バードコールという楽器の音色をお楽しみ下さい!